材料: ピーマン



 ピーマンも重要である。炒めものに使わなければ何に使うんだという感じだ。嫌いな人もいるかもしれないが、自炊派には栄養豊富で炒めればともかく食えるピーマンは、かなり貴重である。できれば慣れておこう。
 ピーマンは、一人分なら2〜3個を使えば十分だろう。
  1. まず洗う(基本)。へたと尻の部分が一番汚れているので、亀の子たわしでこすってもいい。後は水道の下で指でこすって農薬などを落とすつもりで。
  2. まないたの上に縦に寝かせ(z軸方向に向けるのだ)、包丁で半分にする。
  3. そうすると、中の種の部分があらわになるので、半分にしたピーマンのそれぞれについて、包丁の手元に近い部分を使って、えぐり取るようにして捨てる。塊の外にある細かい種は、蛇口の下で水にさらしながら指でこすってやると簡単にとれる。
  4. 種を取りおわった奴をまたまないたの上に縦に寝かせ、1cm 幅ぐらいに細長く切ってゆく。
  5. 切ったピーマンがあまりに長すぎると思ったら、包丁で半分に切るとよい。野菜いための真髄は、材料の大きさを他のものとおなじぐらいに揃えることだ。
 ピーマンもなかなか火が通らないので、炒めるときは玉ネギの次ぐらいに入れる(玉ネギがなければ最初だ)。目で見て分かるほど変化しないので、火が通ったかどうかは味見で判断するしかない。