好奇心の轍

脳・心・人工知能といった、よくわからんものを研究するふりをしながら、日々と人生についてつらつらと考えている「たっきー」のブログです。
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2007/03/05 (Mon) 骨折り損な一日

[日常][育児] 骨折り損な一日

金曜日から姫が熱を出した。ひさびさの発熱であるが、とりあえず様子を見ていると夕方からぐんぐん熱が上がり、38.7℃に。土曜の朝は熱が下がったものの、夕方には39.1℃。日曜の朝も37.5度ぐらいだったが、夕方にはついに40.1℃。でもそんな熱の割りに元気なので、以前もらっていたけいれん止めの座薬だけで様子を見ていた。

で、今朝も38.3℃ぐらい熱があったので、保育園に休みの連絡を入れると、「同じクラスの子で、RSウイルスに感染して1週間熱が下がらず、肺炎になって入院した子がいる。発熱のパターンも似ているし、同じウイルスがうつったのではないか」とのこと。

なんですかRSウイルスって。聞いたことない。ぐぐってみると、風邪症状のウイルスの中でも小児は重症化しやすいというけっこうたちの悪いやつであることが判明。まあ、治療法としては対症療法しかないらしいのだが、それでも肺炎になるようでは困るし、鼻汁で簡易検査できるらしいので、とりあえず医者に行くことに、

で、今日の午前中に、ぼくもつきそって保育園の人のおすすめの病院にいった。病院に親1人でいくと、待合室でもっと重症な病気をうつされるのではないかと心配になるが、親2人だと1人が中で順番待ち、1人が外とか菌の少ないところで子供をキープできるので、楽なのだ。

しかし、やたら待たされる。3人しか待っていなかったはずなのに、1時間以上まちぼうけというのはどういうわけかわからん。外は暖かいが、嵐が近づいているようで、風が少しずつ強くなってきている。

ようやく順番が来て診察へ。上のような事情を話すと

「なんで熱が出た段階ですぐ病院つれていかなかったんですか? どうして?」

どうして、って、つれてかなかったものはしょうがないでしょう。だいたいかぜなんて対症療法しかできないじゃん。以前喀痰剤を飲んだら咳き込みすぎて吐いたりしてるし。解熱剤いれたら薬が切れるときの急激な体温上昇でけいれん起こしたし、あまり薬に頼りたくない。熱性けいれんはいやだけど、どうせけいれん止めは使ってるし。インフルエンザだとしてもタミフルは最近こわいし、そもそも周囲にインフルの人いないし。夜間救急とかで病気うつされるほうが困るんだって。

とりあえず検査ということで鼻汁を採取。そのあと、看護師が解熱剤を飲めといって持ってきた。当の子供は鼻汁採取されて泣き叫んでいるのに飲ませるなんて無理でしょう。とりあえずおさまるのを待っていると、また看護師が来て「まだ飲んでないんですか。熱が高くて心配なので早く飲ませてください」と。いまそんなに熱は高くないのに、結局3人がかりで押さえ込んで強制投与。あーあ、いままで無理強いしてあげたことなんてなかったのに。これで薬が嫌いになっちゃうよ。どうせたいして熱が下がらないのに。

そのあとも30分以上待たされたあげく、「検査の結果ですが、インフルエンザは陰性でしたので」……って、RSウイルスの検査じゃなかったのかい。だから最初からインフルは疑ってないんだって。こっちの話は聞いてなかったのか? 文句を言うと、この病院にはRSウイルスの迅速検査キットはないことが判明。電話で事前に確認したのはなんだったのか。

怒り爆発の妻をなだめつつ、なんとかRSの場合にもそうでない場合にも対応できるように薬を処方してもらい、薬局で薬を受け取り (これも待たされた)、家に戻るともう2時近い。そのあとも、薬を飲まないのでオブラートゼリーを買ってくるとかいろいろしていると、2時半になってしまった。

A君と1時に話すと約束していたのにもう到底無理だが、一応大学に行こうかと家を出た。いよいよ強まる風の中、自転車をこいで武蔵野線の駅まで行くと、「強風でとまってます」……。都心まわりのルートでいくと、大学に着いたらもう5時になっちゃうじゃん。

なんだかなー。あーあ……。というわけで、電車に乗らずにこの日記を書いたりしているわけです……。年休とらないとね……。ずるやすみじゃないんだよ〜……。

本日のコメント(全1件) [コメントを入れる]
はるお (2007/03/05 (Mon) 20:26)

こりゃ、僕でもブチ切れます。<br>育児は本当に大変だね。<br>お疲れ様でした。