好奇心の轍

脳・心・人工知能といった、よくわからんものを研究するふりをしながら、日々と人生についてつらつらと考えている「たっきー」のブログです。
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2007/03/07 (Wed)

[生活][健康] 骨折り損なその後

RSウイルスの迅速診断キットは、2歳以下の幼児が入院する場合にしか保険適用にならないらしい。件の町医者にないというのは納得だが、それなら電話で教えろよー。

で、処方された薬が、フロモックス (抗生物質)、ミノマイシン (別の系統の抗生物質)、カロナール (解熱剤:アセトアミノフェン)、鎮咳剤・整腸剤etc.のミックス、という4種類。ぜんぶ粉薬でだされるし、「フロモックスとミノマイシンは拮抗するから、2時間あけて交互に飲め」とかいって、子供に薬を一回のませるだけでも大変なんだぞー。

抗生物質は、前者が一般の風邪用、後者はRSウイルスを弱らせる効果もある、という医者の話だったのだが、妻が「抗生物質2種類の処方なんて聞いたことないというので (確かに)、ぐぐってみると、RSウイルスにミノマイシンが聞くなんていう話はどこにも出てこない。ミノマイシンが効くのはマイコプラズマ肺炎の場合。そもそもそんな診断ではなかったし、一般的にマイコプラズマ感染症は小さい幼児では症状が軽く、年長さんぐらいから重症になるという。まだ1歳9か月の姫がマイコプラズマでこれだけ高熱になるとはちょっと疑いにくい (長期化するなら調べる価値はあるが)。さらに、8歳以下の子供の場合、ミノマイシンには歯牙着色 (歯が黄ばむことがある。一生消えない) の副作用があるため、マイコプラズマとわかった場合でも第一選択では使わないらしい。おいおい、なんつー薬を処方するのだ。あやうく飲ませそうだったじゃねーか。

というわけで本当に骨折り損だったことが確定。いまどき医者でなくてもこれだけ調べられるのに、いいかげんなことしないでほしい・・・。まあいいけど。二度といかないから。

姫の熱は、昨日からだいぶ下がってきたが、気管支をかなり傷めたらしく、せきがひどい。かわいそうに・・・。

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あまてらす (2007/03/08 (Thu) 08:32)

姫ちゃんの病気が一日もはやく回復することをお祈りいたします。