脳・心・人工知能といった、よくわからんものを研究するふりをしながら、日々と人生についてつらつらと考えている「たっきー」のブログです。 |
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家に帰ってきて年金の番組をみていた。
それで思ったのが、「働くと損する」ケースのなんと多いこと。
サラリーマンの妻が年間130万以上働くと別に年金を支払わなければいけないとか、年金をもらっている65歳以上の人が働くと年金を減額されるとか。
そもそも年金支給の原資って働く人の年金納付なわけだが、働く人が納付する原資は働いて得た金額なわけで。働く意欲を殺ぐ制度は結局年金制度の首を締めてる気がする。
どっちかというと、こういう逆ザヤを生むような優遇制度を撤廃したほうがいい気がするけど。サラリーマンの妻が働かなくても年金を納付する必要があるようにすればいいのである。そりゃあ損する人は出るけど、不公平の撤廃ではないかい。
もし家庭の家計を応援したい (か、標準家庭の年金が得になるよう操作したい) のなら子供の人数で年金納付額を減額すればいい。子供は将来成人して年金を納付してくれるのだからその分減額するのは筋が通るでしょ。
収入のある65歳以上の人の年金減額も、ぜんぜんしないのは制度上無理と思うけど、60歳以下の年金納付額と減額分を揃えればいい。支給額から納付額を引いた分がもらえるならおかしくないでしょ。あ、でも、年金免除のシステムも段階的だから、もっと連続的にしないと (収入250万なら 1/5 免除とかが可能にしないと) 働くと損をするという逆転はなくならないか。
ともかく、特定の場合を優遇すると、制度としてわかりにくいし、特定の場合に「損をする」気分になると思うのよ。負担と給付がベクトル空間で直交する形にすれば、わかりやすくなって、「損をする」気分にならないのに。
僕なら、わかりやすい制度にするためなら多少負担が増えても我慢できるけど。見通しのいいプログラムを書くためなら多少手間がかかってもいい、みたいな気分。
なんか間違ってるかね、わし? 他の人の意見が聞きたい。