脳・心・人工知能といった、よくわからんものを研究するふりをしながら、日々と人生についてつらつらと考えている「たっきー」のブログです。 |
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最近、左側のあごの関節が痛い。
いままでも、あごを開くとかくかくという音がすることがあって、いわゆる顎関節症というやつか、と思っていたが、別に生活に支障はなかったので放置していた。しかし、前回のイギリス旅行で、急にひどくなった。あごが開かなくなったのだ。やっぱりストレスがあったのかなぁ。
夜、一人でレストランでピザを食っているときにあごが開かなくなることほど悲しいことはない。はたからみると、なんかまずそうに食っているようにしか見えないらしく、ウェイターに "All right?" とか聞かれたりする。まずそうに食ってて申し訳ないのだが、料理には別に問題ないのである。問題があるのは僕の顎関節のほうで。
日本に帰ってきたら症状は改善して、たいてい開くようになったのだが、やっぱりときどき開かないことがある。これでまたイギリス行くと心配だなぁとおもって、ネットで顎関節症を調べてみた。できれば、出発前に一度診察を受けて、滞在中の対策を聞きたいしころ。もうちょっと早くに調べておけばよかったね。
Googleを顎関節症で検索すると、スポンサード リンクに出てくるのがバイオデンタルオフィス。上あごと下あごがすれていませんか、と書いてある。どれどれ・・・うう、確かにずれてる。上あごの中央から見て、下あごの中央が左に2mmぐらいずれてる。2mmというと小さく見えるが、実際に2mm戻そうと思うとかなり難しい。
しかも、顎関節症に由来する恐ろしい症状がこれでもかと列挙してある。おいおい、どうしたらいいんだよ、と読んでいくと、最後にマウスピースのようなものの写真が。バイオプレートというこのマウスピースはほかの歯医者で作るものとはまったく違い、グゼイ博士の理論に基づいているので、毎晩着用すれば重症でも手術なしで治ると書いてある。その他の効果(疲労回復、脳力向上)は別としても、なかなか説得力があり、なんかよさそうに思えてしまった。
そうなると気になるのが、時間と費用の話である。いろいろ見ていくと、バイオプレート作成には一ヶ月近くかかると書いてある。間に合わないじゃん。しかも、保険は利かず自費診療になるとのこと。貧乏だから自費診療はやだなー。保険でやってくれる腕のいい医者はいないのかな。まあ、イギリスから帰ってきた後でもいいのだけど。できれば通勤ルート上がいいなぁ。
Google の普通の検索結果やYahooの検索結果には歯医者さんによるいろいろのページがあるが、遠い場所ばっかり。日本顎関節症リハビリ研究室は仙台だし。顎関節症 は広島の三原市だし。遠藤顎機能研究所は東京だけど墨田区ということでいまいち通いにくい。こういう人柄がにじみ出るような素朴なホームページは、飾り付けたホームページより信頼できる気がする。自己管理の方法など書いてあったりして、旅行前に参照するにはいいかも。
その下のG.V.Black Dental Officeのページはすごかった。顎関節症は日本のダメ歯科医 (ハカイシャハイシャ) が作っていると断じ、自分 (Norman Yamazaki, DDS.) のアメリカ仕込みの本当の治療ならまず確実に治ると主張している。各患者のボロボロになった歯が治療される過程を写真つきで詳細に掲載しており、すごい八重歯を8か月で矯正してしまう様子など見ても、たしかに腕はあるかも、と思わせる。しかし、毒舌もすごい。患者をこの状態に至らせた歯医者を(著名医師、大学病院も)実名出して次々にバッシングしている。上記バイオプレートも、健康器具の一種と一言で切って捨てている。
日本で唯一の会員制デンタルオフィスだそうで、もちろんすべて自費診療。矯正まで完全にすると数百万円はかかる、とはっきり書いてある。だからそんなにカネないって。症例で出てくるような、他病院では救いようもないボロボロな歯の人が人生かけて行くなら意味があるかも、と思うけどねー。あと、その態度がひっかかる。ブラックジャックですらもっと謙虚だったぞ。
さてさて、どうしたものか。