![]() 脳・心・人工知能といった、よくわからんものを研究するふりをしながら、日々と人生についてつらつらと考えている「たっきー」のブログです。 |
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昨日、家に帰ったら、landlord が「今日おかしなことがあった」という。なにかなーと思って聞くと、僕が払った家賃を銀行に持っていったら、£20札が2枚、ニセ札 (counterfeit) だといわれて受け取りを拒否されたという。
イギリスのお札、最大額面は£50なのだが、でかすぎてめったに使われない。銀行の機械でお金を下ろすと£20札がいっぱい出てくる。それを使っているだけなのだから、人からもらったお金は全部おつりで£10札以下のはず。まさか銀行のATMからニセ札が出てくるのか?
と…思ったら…思い出したぞ。なんか道端を歩いているときに、車の中から急に話しかけられて、「ほんとにわるいんだけど、車を駐車するのに£10札が必要なの。£20を両替してくれない?」と言われたことが…しかも2回。きっとそれだー。親切につけ込む詐欺だったんだー。くっそー。しかも2回もだまされてんの。ぐやじぃぃぃ。
とりあえず、だまされたものはもう戻ってこないので、ここて手口を紹介してみなさん気をつけましょうというしかないです。
手口としては、夕方暗くなりかけたころに、車を転がしてカモを探しているんだと思う。一人で歩いてる人で、詳しくなさそうな旅行者とか。で、助手席から、女性が丁寧な口調で、両替してくれないかと話しかけてくる。一度など「2枚ない」と言ったのに「15と小銭でもいい」とかいうから、そうとう困ってるんだなーと思ったんだが、詐欺だったのかよー。で、そのあと、関係ないこと (道とか、電車の時間) を聞いたりして、感謝を示しつつ走り去る。ナンバーもわかんないしなぁ。ううう。
最近はPCで偽造するのが流行なので、ぱっと見るだけではわからん (とくに暗いとこで出されると) ので、気をつけないといかん。ニセ札かどうかは、まず紙の触った感じが荒いのが本物だというけど、それは旅行者には無理だよなー。あとは透かしだが、それよりわかりやすいのは金属の糸。ポンド札には金属の糸が織り込まれているから、普通に見て点線になっていて、透かしてみてつながって見えればOK。銀行の人はお札の金属線の横を破って、金属があることを確かめてました。
ちなみに僕のニセ札は銀行に没収されてしまったので (また流通させるわけにはいかないんだそうだ) 試したり写真取ったりできなかった…。まあこんどから気をつけます。£20の偽造が多いらしいので。
それと、知らない人に両替するのはやめましょう…。
Bank of England Banknotes & Counterfeiting 英国銀行のサイトでも注意点が書いてあります。
http://www.aichi-sangyo.co.jp/product/laco/detector_pen.html こんなものもあるようです。そういえばマーカーされた札を見たことがあるような。