好奇心の轍

脳・心・人工知能といった、よくわからんものを研究するふりをしながら、日々と人生についてつらつらと考えている「たっきー」のブログです。
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2004/08/12 (Thu)

[健康] 顎関節症で診察を受ける

日本に帰ってきたし、ってことで、行ってきました。顎関節症の診察。

目指すは日本最大の歯医者であるところの東京医科歯科大学。独立した顎関節治療部があるので、そのへんの歯医者よりも進んでいるだろうという期待でいってみた。

主訴は、左の顎関節からパキパキガクガクという音がする、口があまり開かなくなることがある、ということ。以前 1cm ぐらいしか開かなくなってしまったことがあるのだが、いまはそこまでひどくない。ただ、今後も悪化しないように念のため。

と思っていたら、診察によると、どうもだめらしい。

僕の開口度は、痛くない範囲で口をあけると前歯と前歯の間が20mm、むりやりあけると35mm。ところが小学校一年生の女の子でも50mmは軽く行くらしい。そんなもんなのか?

で、治療法の話に移る。昔は手術もしたけれども1-2年で元に戻ってしまい、あまり効果がないそうだ。その後、マウスピース (スプリント) などいろいろな治療法を医科歯科でも試してきたけど、最も効果があるのはこれです、と教えられたのが、 開口可動化訓練。

  1. (準備運動)痛くない範囲で、歯が触れない程度に口を10回程度開け閉めする。
  2. (訓練)痛くてもともかく口を最大限に開き、そのうえで下あごの前歯に指を3本かけてさらにひっぱる。ひっぱったまま30秒ホールド。
  3. (整理運動)1.と同じ要領で口を10回程度開け閉めする。

1.〜3.を3〜4回繰り返すのが1セットで、1日毎食後・入浴中・就寝前などに1セットずつ、計3〜4セット程度実施。これを1ヶ月繰り返す。というのだからなかなかハード。

動かすことで、周囲の骨や筋肉をよみがえらせられるという。痛かったら痛み止めを出すので、それでもやってほしいとのことなので、敵は本気だ。1月後の次の診察まで毎回やりなされ、ということなので、がんばってやってみよう。ほんとうによくなるのかな?

なお、これは僕が医師の診察の元、医師から受けた指導を適当に要約したものなので、他のひとがそのままやった場合の結果には責任持てません。念のため。

本日のコメント(全3件) [コメントを入れる]
白玉あんみつ (2004/08/13 (Fri) 22:52)

無事帰国されてよかったです。英国の写真は雄大で素敵でした〜。しかし、顎関節症〜大変ですね。大変ながらも緻密かつ明確に解析する★たっきー節★のブログは健在なので安心ですが・・・。

たっきー (2004/08/18 (Wed) 00:23)

いつもありがとうございます。スコットランドの写真も近いうちに載せますのでお待ちくださいねー。

なほ (2008/01/27 (Sun) 21:47)

私も小学生の時から10年以上顎関節症に悩んでいたんですが、いま偶然blogを覗いてこのトレーニングをしたら顎がはまりました!<br><br>触ると丸く関節から外れて飛び出していた軟骨が綺麗に関節にはまりました!<br>嬉しくて親と恋人に電話してしまいました;;<br>まだ位置に慣れていなくて不自然な感じですが顎がジワジワ楽になってきました。<br>マウスピースや矯正器具でもほとんどいい効果がみられなくて一生顎関節症に悩ませられると思っていました。<br>毎日続けてみます!ありがとうございました;;