好奇心の轍

脳・心・人工知能といった、よくわからんものを研究するふりをしながら、日々と人生についてつらつらと考えている「たっきー」のブログです。
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2004/09/13 (Mon)

[日常] 帰れた・・・。

無事に帰れました。

家に忘れた帰りの切符は、京都中央郵便局に局留めで送ってもらっていたので、それを出発前に受け取るという、かなりの荒業。さすがに中身のチケットが高いので配達記録にしましたが。無事に受け取れた時はほっとしました。

局留めなんて初めて使ったよー。しかし、これだけの短い時間で頼んだものがちゃんと届くというのは本当にすばらしい。郵便局の方々と送ってくれた妻には感謝で一杯です。

妻にもこんな面倒なことを頼んで怒ってるだろうなーと思っていたら、切符と一緒に「早く帰ってきてね」とメモが入っていた。うれしー。もつべきものはよい妻だ。(のろけ)

[研究] いきなり発表を

これも土曜日の話だが、とつぜん合原先生に頼まれて会議で10分ほど発表するはめになった。僕の研究はまだまだ抽象的な枠組みにとどまっていて、心理学的データや工学的実現(アンドロイドとか)の中では恥ずかしいのだが、いい機会なのでとりあえず話を聞いてもらうことに。

時間が短かったので駆け足の発表になってしまったが、プロジェクトの先生方にも興味をもってもらえた様子。しかし、発表後の質問では、単にこうなっている、だけではなく、なぜこうなったのか、どのようにこうなったのか、という納得の行くストーリーが聞きたい、という指摘を複数の方々からいただいた。来年の3月までにはもうすこし具体的なものを完成させてね、と言われてしまったが、それはきついかも。

しかし、「どのように」のほうは確かに研究の余地はあるが、「なぜ」というところは、自分はそんなに謎だとは思っていないので、けっこう難しい。僕的には人間原理で十分なんだけど。

もう一つ意外だったのが、MOSAICをけっこうライバル視しているらしいところ。なんとかしてMOSAICと違うところにもっていきたい、という気持ちが伝わってきた。MOSAICはつくって見るとかなりノイズに弱い、だからあんな単純なタスクにしか適用できないのだ、という話が印象的だった。やはりMOSAICは最大のライバルなんだなーと再認識。

とりあえずは働けと言うことか。あしたからがんばろ。