![]() 脳・心・人工知能といった、よくわからんものを研究するふりをしながら、日々と人生についてつらつらと考えている「たっきー」のブログです。 |
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また大雨である。台風も嫌いじゃない。が、こう立て続けだと飽きてくる。
しかも風邪を引いてしまった。ブルーである。風邪には漢方がいい。風邪を引いたか引かないかという時点で葛根湯をがっつり服用すれば、風邪にならずに終わってしまう。しかし今回はもう鼻水も出てきて、そのタイミングを逃したことは明白である。小青竜湯で対抗するが、妻にもうつしてしまったらしい。具合悪そうにしている。よりいっそうブルーである。
久々にSFなど読んだ。昔は通勤の電車の中でよく読んだものだが、最近、電車の中が仕事する時間になってしまい、生活に潤いがない。
で、読んだのが、ずっと昔に買ったまま積ん読になってた「ドゥームズデイ・ブック」。以前、後輩のT君が原著で読んでいたので、読みたいとは思っていたのだ。
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王道を行く話である。奇をてらったところはない。出てくるキャラも定番と言えば定番。タイムトラベルとかインフルエンザウイルスとかのSF的要素は(重要な役割を果たすが)新しいトリックがあるわけでもない。展開も、お決まりといえばお決まりである。しかし読ませる。キャラが生きている。ぐいぐい引っ張る。読後感はさわやかである。こういう話を書くのがいちばん難しいんじゃないかと思う。
分厚い話である。が、かなりサラッと読めてしまう。T君が「原著で読むと重い話なのに、ライトノベルみたいだー」とショックを受けていた。どっちかというと正体はライトノベルに近いと思う。でも好きだ。「航路」も読みたいなー。